省エネファイルサーバ構築 31 CentOS 5.6 sambaのファイルの書き込み権限がない

今回の予定はファイル同期スクリプトの設定でしたが、windowsからファイルを削除しようとしたらエラーに・・・。
エラーの内容は

ファイルアクセスの拒否
この操作を実行するアクセス許可が必要です。
このファイルを変更するには、Unix User\root からアクセス許可を得る必要があります。

Macが勝手に作るファイル「.DS_Store」の削除結果

権限的なもののようなので、ディレクトリへのアクセス権限っぽいものを変更してみます。
webminから

Servers > Samba Windows File Sharing > 上段の一覧 > storage-00 > Other Share Options > Security and Access Control

と行くと書込関連と思しきものがあったので、

Writable? : Yes

ディレクトリのアクセス設定をwritableに

としてsamba再起動。

しかし変わらず。

そういえばエラーメッセージはrootユーザの許可が、みたいなことを言ってましたがsambaは別のユーザがどうにかするように設定にしていました。

そして対象のドライブ内のファイルの所有者:グループは全部 root:root になっていたのでドライブ内のファイル・ディレクトリの所有者をsambaのユーザに合わせるか、rootユーザとしてファイル操作できるようにしないといけないのではないかと・・・。

所有者変更だとかなりの数のファイル・ディレクトリの変更になるので時間がかかりそうなので、rootユーザからアクセスするように変更します。
でもrootユーザで認証をかけるのはちょっと・・・と思って色々見てたら便利そうなのがあったので試してみます。

Servers > Samba Windows File Sharing > 上段の一覧 > storage-00 > Other Share Options > File Permissions

Force Unix user : root

と設定します。
グループもありますがrootユーザで設定すればグループもrootになりそうなものなので何も設定しません。

そしてsamba再起動。

windowsから .DS_Store を削除してみます。

できました。終わり。

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