省エネファイルサーバ構築 1 ハードウェア構成

DELL XPS M1210 が先日完全に沈黙したので新しくファイルサーバをつくることになりました。
震災が発生して東日本は完全に節電必須になったので限りなく省エネにできるように
超節電仕様な安価PCを目標にします。

といっても安けりゃ何でもいいにすると転送や読み書きが遅すぎて高負荷状態が
続いて逆に電力を消費してしまうので最低限のルールを。

  1. LANは1000 --- 2011/03 時点で最高速(10Gは当然除外)
  2. SATA-2(3.0G) ---- 1000BASEを超えているのでUSB3.0/SATA-3(6.0G)である必要はない
  3. ATOM/FUSION --- 省エネなCPU

です。というわけで買ってきたものと家にあったものを組み合わせて↓の構成に。

  1. M/B INTEL D525MW (ATOMオンボード) --- 7480円 (ドスパラ)
  2. Mem SO-DIMM DDR3 2G --- 2180円 (ドスパラ)
  3. メインドライブ あまってた4GのUSBメモリ
  4. ストレージ用ドライブ デルから引き継ぎ
  5. 電源 あまってた400WのATX電源
  6. ケース なし

合計 9660円

INTEL D525MW と Transcend DDR3 SO DIMM 2G

本当は電源も150Wくらいのが欲しかったのですがFlexの電源が売り切れていたし
ACアダプタは1万超で高すぎるのでやめて、自宅に余っている電源にしました。
amazonだとこのマザーが6500円くらいだったのですが、今のタイミングだと
物流とかに影響がないように宅配を利用するのはやめました。

さて構築前に1つ忘れちゃいけないこと。
実はメインで使っているPCとルータをつなぐながーい30mのLANケーブルは
100BASE-Tのものなので今回新しくサーバをたててもギガビットイーサの
性能が全く発揮できません。
まあ、あと2週間で引越しなのでその後考え直しますよという前提で
今の家では100のままでいいのです。

組み立てが完了

組み立て完了、モニタに接続した状態

USBメモリを挿しておく

電源ON。
といってもスイッチがあるわけではないので電源のピンをハサミでショートさせます。

電源ピンの+と-をハサミでちょこんと触ってショート

画面がちゃんとでました。

起動画面が表示された

そしてubuntuが起動。

ubuntu起動中

がしかし、ここで気づきました。
インストール用USBメモリから起動したらUSBメモリにインストールできない。

USBメモリは1Gと4Gが1つずつしかもってません。
インストール用メモリは4Gないとつくれません。
1Gメモリにインストールすることもできません。

ちょっと考えないといけないので一旦電源を落とします。
のつもりが間違えて再起動。
とおもったらUSBから起動されずにDHCPサーバを探しに行ってます。
MBRが壊れたかな…

USBメモリから起動しようとせずにDHCPを探しに行こうとしている

とりあえずハサミでショートして電源切ります。つづく

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