USBメモリで運用中のCentOSがどうにもプチフリしてイライラするので稼働中にUSBメモリへのアクセスが不要なオンメモリのディストリビューションを探しました。
一番気にしていたのは構築の簡単さなのですが、puppyは4.3からはdebがパッケージ管理として使えるようなのでもうこれでいいだろうということに。
Puppy Linux 日本語版
Puppy Linux - Wikipedia
debが使えるということは日本語公式には書かれていませんでしたがwikipediaに載ってました。
最新の日本語版のISOをDLします。
Index of /puppylinux/download
今日の時点では 4.3.1 が最新のようなので pup_431JP2012.iso を落とします。
落としてきたらUSBメモリにインストールするためにVirtualBoxを使います。
ググるとみなさんsyslinuxを使っているようですが、ここはあえて純正インストーラでUSBに入れるというところから。
ちなみに以前CentOSやubuntuをVirtualBoxから入れて実機で起動するとエラーになったり起動しなかったりということがあって使えない方法だと思ってましたが、オンメモリで動くpuppyの構造であればいけるんじゃないかと。
VirtualBoxの仮想マシン新規作成でLinuxを選択しますが、バージョンのところにpuppyはありません。
カーネルをあわせときゃいいだろうと思ったので
Release note 4.3.1JP
にあるとおり Linux 2.6 (64bit) にしておきます。
メモリは公式に256推奨とかいてあるので合わせます。
動作条件
起動ディスクの設定は不要です。使わないので。
チェックを外して次へ
作成し終わったら設定を押してCDドライブにpuppyのISOを設定します。
そして起動します。
上の普通ぽい方を選択すると起動します。
起動がおわりました。
ワンワンと吠えられるのでビックリします。
ここで色々とダイアログで質問されますが今はインストールしかしないので無視です。
インストールするUSBにメモリをPCに突き刺します。
挿したらVirtualBoxに認識させるため、VirtualBoxのウィンドウメニューから
デバイス > USBデバイス > さしたUSBメモリ
を選択します。
するとpuppyのデスクトップに現れます。
上の方の「インストール」をクリックしてインストーラを起動します。
説明の日本語がわかりづらいのでよくわからないのですがなんとなく「ニバーサルインストラ…」を選択します。
フォーマットが完了したら右上の「X」で閉じます。
「次へ」とかがないので一瞬どうしたら良いのかわからなくなりましたが…。
で、ちゃんとインストールされているか確認するためにデスクトップの下の方にあったUSBメモリのマウントされているものを開いてみると…
のこりの3.5ギガくらいの領域はスカスカにされてしまっています。
どうやらCentOSのように/bootという意味ではなく、ここにインストールして起動しますよというフラグだったようです。
今すぐにでもパーティション切り直したい気分ですが、本当にこれで実機で起動できるか確認してからのほうがいいだろうと思ってVirtualBoxを終了、実機にUSBメモリを挿して起動させてみます。
が、カーネルパニック!!!!!
エラーメッセージでぐぐってみると起動ドライブが悪いとかLiveCDにつかったメディアが悪いとか他にも色々でてきました。
しかし、今回は100MBしかないところにいれたからじゃないのかと起動する前から不安があったのでやっぱりインストールしなおしてみます。
そして同じように実機で起動してみます。
そして起動完了
画面の解像度設定を変更します。
しかしここのプルダウンには800x600か640x480しかありません。
他のサイズは「XorgWizard」ボタンを押せと書いてあるので押します。
このサーバ用モニタの最大解像度は1280x1024なのです。
いきなりテキストモードになります。
さて、途中で気付いたのですが、保存先が
/dev/sdg1/puppy
となってました。そしてsdg1の部分が変更できない。
これって起動時の自動マウント順が狂ったら読み込めなくなるのでは???
そしてデスクトップをよくみると下の方にずらっとドライブが並んでいます。
これはストレージ用のドライブだと思いますが、OSのはいっているUSBメモリが一番最後になってます。
なんだか変な感じですがそういう仕様なのでしょう。
これはfstabとかで固定にするしかなさそうです。
でも疲れたのでまた次回。
一番気にしていたのは構築の簡単さなのですが、puppyは4.3からはdebがパッケージ管理として使えるようなのでもうこれでいいだろうということに。
Puppy Linux 日本語版
Puppy Linux - Wikipedia
debが使えるということは日本語公式には書かれていませんでしたがwikipediaに載ってました。
最新の日本語版のISOをDLします。
Index of /puppylinux/download
今日の時点では 4.3.1 が最新のようなので pup_431JP2012.iso を落とします。
落としてきたらUSBメモリにインストールするためにVirtualBoxを使います。
ググるとみなさんsyslinuxを使っているようですが、ここはあえて純正インストーラでUSBに入れるというところから。
ちなみに以前CentOSやubuntuをVirtualBoxから入れて実機で起動するとエラーになったり起動しなかったりということがあって使えない方法だと思ってましたが、オンメモリで動くpuppyの構造であればいけるんじゃないかと。
VirtualBoxの仮想マシン新規作成でLinuxを選択しますが、バージョンのところにpuppyはありません。
カーネルをあわせときゃいいだろうと思ったので
Release note 4.3.1JP
にあるとおり Linux 2.6 (64bit) にしておきます。
Virtual Box 新規作成 で puppy 用に設定 |
メモリは公式に256推奨とかいてあるので合わせます。
動作条件
virtual box のメモリ設定を 256MB |
起動ディスクの設定は不要です。使わないので。
チェックを外して次へ
起動ディスクはチェックなし |
作成し終わったら設定を押してCDドライブにpuppyのISOを設定します。
CDドライブに puppy の ISO を設定 |
そして起動します。
上の普通ぽい方を選択すると起動します。
puppy 用の Grub の画面 |
起動がおわりました。
ワンワンと吠えられるのでビックリします。
ここで色々とダイアログで質問されますが今はインストールしかしないので無視です。
puppy 起動完了 |
インストールするUSBにメモリをPCに突き刺します。
挿したらVirtualBoxに認識させるため、VirtualBoxのウィンドウメニューから
デバイス > USBデバイス > さしたUSBメモリ
を選択します。
するとpuppyのデスクトップに現れます。
USBメモリが sda1 として出現(左下) |
上の方の「インストール」をクリックしてインストーラを起動します。
インストールの種類を選択するダイアログ |
説明の日本語がわかりづらいのでよくわからないのですがなんとなく「ニバーサルインストラ…」を選択します。
USBフラッシュドライブを選択 |
一つしか無いUSBメモリを選択 |
ext3にしたいのでスーパーフロッピーの方をクリック |
何が「いい」なのかよくわかりませんがOKをクリック |
パーティションを作成するために「Rnu GParted」をクリック |
デバイス > パーティション作成 で中身をクリア |
よくわからないので1つに全部割り当ててみる |
設定完了 |
適用をクリックするとフォーマット開始 |
フォーマットが完了したら右上の「X」で閉じます。
「次へ」とかがないので一瞬どうしたら良いのかわからなくなりましたが…。
一番上のデフォルト用っぽいボタンをクリックしてすすめます。 |
ちょっとした説明なのでOK |
インストールするものがどこにあるのかを選択。「CD」をクリック |
MBRをどうするか。デフォルトでOK |
bootがないと怒られたので再びGPartedを起動 |
boot用に 100MB、残りをすべて/用に設定 |
boot用領域を右クリック > フラグ編集 > bootを設定 |
突然コンソールにかわりましたがメッセージ通りに Enter |
インストール先を空にするかどうか、しちゃっていいので適当なキーを押して Enter |
起動時に全部メモリに読み込むか、OKなので適当な文字を入れて Enter |
インストール完了。Enterをおしてコンソールをとじます |
で、ちゃんとインストールされているか確認するためにデスクトップの下の方にあったUSBメモリのマウントされているものを開いてみると…
なんとインストールされたのはboot領域 |
のこりの3.5ギガくらいの領域はスカスカにされてしまっています。
どうやらCentOSのように/bootという意味ではなく、ここにインストールして起動しますよというフラグだったようです。
今すぐにでもパーティション切り直したい気分ですが、本当にこれで実機で起動できるか確認してからのほうがいいだろうと思ってVirtualBoxを終了、実機にUSBメモリを挿して起動させてみます。
が、カーネルパニック!!!!!
puppy 起動時にカーネルパニック |
エラーメッセージでぐぐってみると起動ドライブが悪いとかLiveCDにつかったメディアが悪いとか他にも色々でてきました。
しかし、今回は100MBしかないところにいれたからじゃないのかと起動する前から不安があったのでやっぱりインストールしなおしてみます。
スーパーフロッピーのボタンをクリック |
GPartedで全体で1つの領域にしたうえでbootフラグを立ててインストール |
そして同じように実機で起動してみます。
前回エラーになったところは乗り越えました |
そして起動完了
初歩的な設定ダイアログ表示 |
画面の解像度設定を変更します。
しかしここのプルダウンには800x600か640x480しかありません。
他のサイズは「XorgWizard」ボタンを押せと書いてあるので押します。
このサーバ用モニタの最大解像度は1280x1024なのです。
いきなりテキストモードになります。
違いがわからないのでデフォルトのXorgを選択。 |
一番でかいのにしておきます。 1280 x 1024 |
シャットダウンする時に編集したデータを保存する場所を聞いてます。OKで進めます。 |
保存先はデフォルトのUSBメモリのまま |
オプションを見てみても変更するところは無さそうなのでOK |
保存することの説明です。OK。 |
さて、途中で気付いたのですが、保存先が
/dev/sdg1/puppy
となってました。そしてsdg1の部分が変更できない。
これって起動時の自動マウント順が狂ったら読み込めなくなるのでは???
そしてデスクトップをよくみると下の方にずらっとドライブが並んでいます。
これはストレージ用のドライブだと思いますが、OSのはいっているUSBメモリが一番最後になってます。
なんだか変な感じですがそういう仕様なのでしょう。
これはfstabとかで固定にするしかなさそうです。
でも疲れたのでまた次回。
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